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第17号(平成18年2月発行)


まだまだ,寒い日が続いておりますが,皆さまいかがお過ごしでしょうか?
12月・1月と本当は発行しなくてはいけなかったのですが,バタバタとしてしまい今月になってしまいました。楽しみにしていただいている方(いるのかな?),本当にすいません。


◆◆◆お知らせ◆◆◆

 クリニックでは,毎月1回「服薬ノススメ〜おくすり基礎講座〜」を行っております。
 お時間のある方はぜひお越しください。
  ・2月22日(水)15時より 服薬の基礎知識,薬剤から見た喘息の治療〜吸入薬の使い方
  ・3月22日(水)15時より 服薬の基礎知識,薬剤から見た糖尿病の治療
  ・参加費:無料
 詳しくは,薬剤師までお問い合わせください。
  *なお,駐車サービス券の発行は出来ませんので,あらかじめご了承ください。


◆◆◆お薬の常識・非常識(5) 点鼻薬の使い方(花粉症のはなし)◆◆◆

以前,第4号でも花粉症について掲載しましたが,今回はもう少しつっこんで花粉症がなぜ発症するのか,そしてその治療としての点鼻薬を上手に使うにはをお伝えします。

花粉症はなぜ起こるのか?これは上の絵がすべてを語っています。

1)アレルギーの元「アレルゲン」が体内に入ります。花粉症では,これがスギ花粉だったりブタクサ花粉だったりします。
2)それは身体にとって「異物」なので,それをどうにか取り除こうと身体が反応します。これが「免疫」です。
3)その異物に対抗するため「抗体」を作ります。この場合,IgE抗体を作ります。
4)これの「IgE抗体」は「肥満細胞」という細胞にくっつきます。肥満細胞は,アレルゲンに対処する細胞です。
5)この「IgE抗体付き肥満細胞」がアレルゲンを見つけて,くっつくと色々な物質を出します。その中でアレルギーに関係するのが主に「ヒスタミン」です。
6)ヒスタミンは体内の受容体に作用して,異物排除にはたらいて,鼻水やくしゃみの原因となります。

 ヒスタミンは悪者なのでしょうか?

 そうではなく,ヒスタミンは常時身体の中で,睡眠や覚醒のコントロール(なので,抗ヒスタミン薬と言われるアレルギーの薬は眠くなるのです),胃酸の分泌に働いています。さらに,アレルゲンの除去に当たってくれるのですが,その症状が人にとってつらいものとなるのです。

 その局所療法として,「点鼻薬」があります。飲み薬ですと全身に作用する分,全身の副作用もあり得るわけです。局所の点鼻薬は副作用が少ないのですが,ちょっと人前でやるのは恥ずかしかったりします。
花粉症に使われる点鼻薬としては,
抗アレルギー薬
  (フマル酸ケトチフェン(ザジテン,ケトテン),クロモグリク酸ナトリウム(インタール))
ステロイド薬
  (プロピオン酸ベクロメタゾン(アルロイヤー),プロピオン酸フルチカゾン(フルナーゼ))
血管収縮剤(鼻づまりを改善)」(硝酸ナファゾリン(プリビナ))などがあります。
その基本的な使い方は,
1 お薬を使う前に鼻をかんで、できるだけ鼻の通りをよくして下さい。
   
2 キャップをはずし、容器を矢印の方向によく振って下さい。
   
3 顔を少し下向きにして、片方の鼻の穴をふさぎ、もう片方の鼻の穴に容器の先を立てて入れ固定し、容器の底をしっかりと止まるところまで押して下さい。もう片方の鼻にも同じようにして下さい。
   
4 お薬を鼻に入れた後は、お薬を鼻の奥まで行きわたらせるために、数秒間上を向いて、口を閉じ、鼻でゆっくり呼吸をして下さい。
   
5 使った後は容器の先をきれいにふいて、必ずキャップをして下さい。





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