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日常病セミナー

第一回 骨粗鬆症
・ 骨粗鬆症とはなんらかの原因により、骨に「鬆(す)」が入ったようになる病気です。
原因には、
加齢
閉経(女性ホルモンの減少)
カルシウムの摂取不足
副腎皮質ホルモン薬の服用  などが挙げられます。

・ 一般的に骨粗鬆症の予防には、日光に当たり、適度な運動をして、1日1000mg以上のカルシウムを摂取することです。

過度な紫外線は皮膚ガンなどの原因にもなるので、日の弱い10時くらいにウォーキングをして帰ってきての牛乳1杯!

・ でも、女性の場合は、閉経後、エストロゲン(女性ホルモン)が作られなくなるため、体内のカルシウムは急激に減っていきます。

そのため、元々のカルシウム量を多く摂っておくことが大切です。


・ 骨粗鬆症になってしまったら、治療が必要となります。
診断の対象は、骨量が低く、軽い力で骨折してしまう場合。
20〜44歳の骨量の平均値の70%未満で、脊椎のレントゲン写真に鬆が入っている場合、です。

カルシウム剤
骨成分の元となる「カルシウム」の摂取が必要です。
  ・ アスパラ−CA
  ・ 乳酸カルシウム など

活性型ビタミンD
食事などで取り入れたカルシウムは腸管で活性型ビタミンDの働きにより吸収します。
ビタミンDは、皮膚で紫外線に当たることで活性型ビタミンDになります。(だから日光浴が必要なんですね)
  ・ アルファカルシドール(アルファロール) など

ビタミンK
骨の形成を促進させる作用がある。
効果はあまり強くない。
ワルファリン(ワーファリン)と一緒に服用してはいけない。
ワルファリンの作用を弱めてしまう。
  ・ フィトナジオン(グラケー)

イプリフラボン
フラボノイドといわれる分類に入る。
「大豆イソフラボン」もこれに似ている。
作用が緩和すぎて、あまり効果は弱い。
  ・ オステン など

女性ホルモン補充療法
閉経後の女性に適用となる。
減ってきているホルモンを投与するので、理にかなっているが、副作用がある。
喫煙していると血栓ができやすい。
乳がんになりやすい(なので、黄体ホルモンと一緒に服用することが多いです)。
  エストラジオール、結合型エストロゲン など



最近では、 リスクの少ない、 骨粗鬆症による骨折を確実に減らす 薬剤が出てきました。

ビスホスホネート系
骨は、壊されて、作られることをバランスよく繰り返しています。
しかし、骨粗鬆症では、
 1)骨が作られるのが遅くなり、
 2)骨が壊されるのが早くなります。
ビスホスホネートは、骨を壊す働きを抑えるお薬です。

この薬は、飲み方に特徴があります。
カルシウムがあるとすぐにくっついて効果をなくします。
逆流すると食道を荒らすことがあります。

朝、起きてすぐに、水道水で服用して、30分くらいは起きていてください。

フォサマック、ボナロンなど

SERM(サーム)

選択的(Selective)
エストロゲン(Estrogen)
受容体(Receptor)
モジュレーター(Modulator)

エストロゲンの骨に作用する部分に働いて、骨が早く壊されるのを抑えて、バランスを整えるお薬です。

エストロゲンに働いたら乳がんになる?
商品名:エビスタ(ラロキシフェン)

このラロキシフェンは、骨の部分に特異的に働いて、乳腺には働きにくい作用があります。
文献では、ラロキシフェンにより、逆に乳がんになりにくくなると言う報告もあります。



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